こんにちは、べトナム担当の西です。

 

先日現地で20〜30代べトナム人女性15人ほどにヒアリングをする機会があり、「日本、韓国、欧米でどこの商品が一番好き?」という質問を投げかけてみました。

 

東南アジアにおいて「日本ブランド」は確立している、と認識されている方もいらっしゃると思いますが、果たして本当のところはどうなのでしょう?

 

15人という小規模な場ではありますが、ざっくばらんに話を聞いてみたからこそ見えてきた、べトナム女性のリアルな本音とは…?!

 

 

 

興味津々のトレンドは、圧倒的に「韓国」…?!

 

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今回話を聞いたのは、20〜30代の働くべトナム人女性、15人。べトナムにおける一般的な所得層であり、自ら収入を得ている彼女たちは、べトナムの購買活動を支えている層でもあります。

 

そんな彼女たちに、「日本、韓国、欧米。どの商品がいちばん好き?」という質問を投げかけてみると…。口々に、それぞれのイメージを教えてくれました。

 

まず、現在べトナムでも韓流ブームが起きている韓国については、とにかくいろいろな情報を知っていて、興味があり、詳しいという印象です。

 

「韓国はトレンドだし、かっこいい。K-POPや韓流ドラマも身近だし、親しみがある」のだとか。

 

ちなみに欧米に対しては「ブランドもののイメージが強い」という回答が多いようでした。

 

 

 

「日本ブランドは強い」は神話化している…?

 

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一方、地理的にはどちらもあまり変わらない韓国に対して、肝心の「日本」のイメージは?というと…。

 

「日本は…、“なんとなく”いいイメージはあるけど、よくわからない」。そして、「情報があまりない」というのが、実は何人ものべトナム人女性から得た回答でした。

 

日本ブランドと聞くと、「なんとなく高品質、高性能」なイメージは確かにあるそうなのですが、韓国がカルチャーとセットで国のイメージを発信できているのに比べ、日本は未だに「桜のイメージ?」程度にとどまっているのだとか。

 

東南アジアにおいて「日本ブランドは強い」というのは、漠然としたイメージとしては残っているけれど、「モノを売る」、つまり実際の購買活動に結びつくような具体的なイメージにはなっていないのでは…?今回のヒアリングからは、そんな仮説がぼんやりと浮かび上がってきました。

 

 

 

「日本ブランド」の“売れるクリエイティブ”とは?

 

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べトナム人女性から好印象を得ている韓国は、国策としてもK-POPや韓流ドラマなどを積極的に発信し、例えば売り場にもPOPだけに頼らずスタッフとして人員を配置するなど、各地でのプロモーションにも精力的。商品力だけに頼らず、韓国の文化・カルチャーとセットでのプロモーションが功を奏していると感じます。

 

このような中で、日本勢としても漠然としたイメージだけではなく、モノを販売するための「売れるクリエイティブ」を考えていくことが大切ですよね。

 

例えば現在当社でお手伝いさせていただいている、某地方のクライアントのケースでは、べトナムへ発信する際、「私たちの会社があるこの地方は、日本の中でもこういうところです」とローカルな情報をFacebookで発信するなど、商品情報のみではなく、より細かく、幅広い情報を積極的に発信しよう、という方向で動いています。

 

商品の背景にあるストーリーローカルな文化・カルチャー、を紹介し、購買意欲を高める傾向は日本国内でも高まってきていますが、外国で実際に「モノを買ってもらう」ためには、国内以上に積極的、かつ工夫を凝らしたクリエイティブと情報発信が大切になってくるのではないでしょうか。

 

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