こんにちは!台湾担当の西です。

 

さて、親日で知られる台湾。現地商品のパッケージにもあえて日本語が使用されるというほど、“日本ブランド”に圧倒的な優位性があり、すでに多くの日系企業が進出を果たしていますが、あなたは台湾の概況を、人にも自信を持って説明できるでしょうか・・・?

 

海外進出の「はじめの一歩」は、やはり現地のキソを知ることから!ということで今回は、台湾の基本情報を皆さんと一緒にあらためて、学び直してみたいと思います。

 

 

基本情報—規制面でも比較的参入しやすく、中国の足がかりにも

 

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画像出所:外務省HP(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taiwan/

 

エリア名 台湾
面積 3万6千平方キロメートル(九州よりやや小さい)
人口 約2,332万人(2012年12月)
主要都市 台北,高雄
言語 北京語,福建語,客家語等
宗教 仏教,道教,キリスト教
政体 三民主義(民族独立,民権伸長,民生安定)に基づく民主共和制。五権分立(行政,立法,監察,司法,考試)
通貨 新台湾ドル
為替レート 1米ドル=30.0新台湾ドル(2013年5月20日,台湾中央銀行)

※出所:外務省HP(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taiwan/data.html#01

 

台湾は日本の南西に位置し、沖縄とほぼ同緯度にあります。面積は九州よりやや小さく、人口は約2,332万人と、日本の約1/5程度の小さな島です。

 

親日、かつ勤勉な国民性から、海外進出の一歩として最良の国である台湾。日本から約3時間と、国内とさほど変わらずにアクセスできる利便性もあって、すでに競合も多い市場になっています。また、規制面から見ても非常に参入しやすく、中国進出を見据えた上での第一歩と捉えて進出する企業も多いのが特徴です。

 

 

経済—2012年以降回復の兆し。1人当たり名目GDPも2万ドルを突破

 

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出所:日本貿易振興機構(JETRO)

(〜2012年:「長期統計」エクセルファイル、2013、2014年は「経済動向」より作成)

「長期統計」https://www.jetro.go.jp/world/asia/tw/stat_01/

「経済動向」https://www.jetro.go.jp/world/asia/tw/basic_03/

 

2004年以降、4%以上をキープしていた実質GDP成長率は、2008年の世界金融危機を機に、2009年はマイナス成長へ。翌2010年には急速に回復を果たしたものの、輸出不振を受けた企業の設備投資の低迷や民間消費の伸び悩みから、2012年には1.32%と鈍化しました。

 

その後は2012年を底辺に、ゆるやかなスピードながら回復の兆しを見せています。

 

 

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出所:日本貿易振興機構(JETRO)

※「長期統計」エクセルファイルから作成。

「長期統計」https://www.jetro.go.jp/world/asia/tw/stat_01/

 

2012年には、一人当たり名目GDPが20,000ドルを突破。これは、世界のランキングにおけるアジア各国の順位で見ると8位のシンガポール、22位のブルネイ、24位の日本、25位の香港、33位の韓国に続いて38位に位置しています(2013、世界経済のネタ帳:http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html)。

 

人口、一人当たり名目GDPともに日本より小さい台湾ですが、たとえばコスメ・健康市場規模は毎年拡大していたり、冒頭でも触れたように日本ブランドの圧倒的な優位性が確立されていたりと、依然としてなお日本企業の進出先としては目が離せない存在です。

 

 

インフラコスト

 

インフラコスト(台北・米ドル)

業務用電気料金(1kWh当たり) 月額基本料:$5.73〜8.10$0.10〜0.12/1kWh
業務用水道料金(1m3当たり) 月額基本料:$0.62〜1,996$0.25〜0.41/1m3
業務用ガス料金(1kgあたり) 月額基本料:6.87〜28.8料金:$0.72
コンテナ輸送 対日輸出:最寄り港→横浜港 $300対日輸入:横浜港→最寄り港 $300
レギュラーガソリン価格(1リットル) $1.14〜1.26

 

※出所:2013年5月、JETRO「第23回アジア・オセアニア主要都市 ・地域の投資関連コスト比較」

http://www.jetro.go.jp/jfile/report/07001392/investment_cost_no23.pdf

 

 

インターネット―日本と並ぶ、安定の環境。幅広い世代へ拡大傾向

 

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・インターネット普及率:「世界経済のネタ帳」http://ecodb.net/country/TW/it_net.html

 

台湾のインターネット普及率は、2012年時点で75.99%。同年の日本の普及率、79.05%と比べると、ほぼ日本と同様の普及率だと言えます。

 

また、2009年と2011年でECサイト利用者の年齢別割合を比べた棒グラフを見てみると、この2年間のうちに50代以上、10代以下の利用割合が増加しており、より幅広い世代に、インターネットを通じた購買活動が浸透してきていることがわかります。

 

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出所:InsightXplorer創市際 http://news.ixresearch.com

 

 

伴って、広告についてもインターネットの媒体パワーが上昇。近年はスマートフォン経由の購入も多くなってきており、インターネットのパワーはこれからますます強まっていくといえるでしょう。

 

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さて、台湾の概況、いかがでしたでしょうか?

 

今後は、より具体的なマーケット情報や現地法人のリアルな声など、

より実践に役立つ情報もお届けしていく予定です。

 

次回の更新をお楽しみに。

 

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