こんにちは、マレーシア担当の浮ヶ谷です。

 

さて当社では11月20日付けで発表の通り、マレーシア現地企業のテレビ通販を支援していくため、楽天マレーシア社との連携を開始いたしました。(※詳細はニュースリリースをご覧ください)

 

以前の記事でも事例をご紹介した通り、当社では2013年9月よりマレーシアにてインフォマーシャル型テレビ通販支援を行って参りました。こちらで一定の成果をあげてきたことを受け、このたび同事業の更なる拡大を見据えて、楽天マレーシア社と連携し、複数社集合型(キャラバン型)のテレビ通販支援を実施する運びとなりました。

 

今回はこのニュースに関連し、背景ともいえるマレーシアのEC事情について、お届けしたいと思います。

 

 

シンガポールに次いでASEAN第2位を誇る、インターネット利用率

 

まず、マレーシアのインターネット普及率はどのくらいでしょうか?下記のグラフでは、インターネット普及率の推移を表しています。濃い青色の線がマレーシアです。

 

比較グラフ

(※出展元URL:「世界経済のネタ帳」http://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=ICTS&d=INTERNET&c1=MY&c2=SG&c3=ID&c4=TH&c5=VN&c6=JP&s=1980&e=2014 

 

ゼロから始める!マレーシア基礎情報」でも触れましたが、マレーシアのインターネット普及率は、2013年で66.97%となっており、これはASEAN地域においてシンガポールに次ぐ第2位の普及率となっています。

 

SNSの普及が著しいと耳にするべトナムやインドネシア、タイなどと比べると、ASEAN域内においてマレーシアのインターネット普及率が突出して高いことがわかりますね。

 

 

オンラインユーザーの91%がオンラインショッピングを経験?

 

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マレーシアのEC事情に関しては、2013年の12月、マレーシアでオンラインストアを運営するSenheng社とEverydayOnSales社が、マレーシアのオンラインユーザー626人を対象にオンラインショッピングに関する調査を実施。

 

その結果は、日本のENVIE社が運営する「東南アジアEC市場レポート」内の記事「マレーシアEC事情(出所:http://cmmninc.com/infographic-e-commerce-malaysia/)」にて、日本語でも紹介されています。

 

上記の記事によると、「調査対象のオンラインユーザーのうち、91%がオンラインショッピングの経験有りと回答」し、頻度についても「54%と半数以上のオンラインユーザーが月に1度はオンラインショッピングを利用」、購入価格についても41%が、ひと月にRM200(約6,200円)〜RM500(約1万5,600円)ほどをオンラインショッピングに費やすと回答しているとのこと。

 

マレーシア人は買い物好き、と言われますが、オンラインショッピングを始めとするECの利用もますます身近なものになってきているようです。

 

これらのリサーチ結果に加え、インターネット利用率は現在も年々上昇しており、当社としてもマレーシアのEC市場は良好で、さらに伸びていく土壌があると期待を寄せています。

 

 

 

テレビ通販番組×ECのクロスメディア展開へ

 

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前途有望なマレーシアのEC市場ですが、この市場での成果を最大限発揮するために有効なのが、テレビ通販番組の放送と組み合わせたクロスメディア展開だと感じています。

 

こちらの仮説は、以前ご紹介した「マレーシアで唯一の地上波TVインフォマーシャルで流れているのはどんな番組?日本通販企業のインフォマーシャル事例」の、「エバークール」の事例に基づくもの。

 

実際に当社で過去1年間、こちらの商品の販売をお手伝いさせていただいたのですが、その中でもテレビ放送から毎回15〜20%はWebへ、つまりECでの購買につながっているという結果が出ています。

 

「 周辺国とは違う、マレーシアのテレビ事情」でもお届けした通り、テレビ通販という形態自体がまだあまり一般的ではないマレーシアでは、EC店舗も用意した上でテレビを効果的に使うことで、Webへの流入数が増加し、売上につながるのではないでしょうか。

 

11月22日からは楽天マレーシア社との連携により、マレーシア国内の地上波放送局でマレー語のテレビ通販番組を放映し、効果を検証してまいりますので、ぜひ今後の動向にもご注目ください。

 

 

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