こんにちは、トライマーケット編集部の樋口です。

 

さて12月17日付けで発表の通り、このたび「一般社団法人 日本特産品促進協会(略称:JASPO)」が設立されました。設立に伴い、当社・取締役執行役員の鈴木雄太郎が理事長として参画し、当社は後援という形でこの活動を支援する運びとなりました。(※詳細はニュースリリースをご覧ください)

 

今回はその設立背景となるストーリーを、JASPO理事長を務める鈴木に聞きました。

 

 

日本のローカルに埋もれているものを発掘し、海外での販売につなげてゆく

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Q.JASPOでは日本国内の地域特産品の掘り起こしを行うということですが、地域特産品に着目した経緯とは?

「これまでテレビショッピングを中心にダイレクトマーケティングサポートを行ってきたのですが、市場としてはやはり健康食品、ダイエット系サプリメント、育毛剤や白髪染め、化粧品などによる飽和状態が3年くらい続いているという状況にあります。ブームによる変動はあるものの、市場としては飽和状態が変わらずにいるという中で、通販という業態で私たちが『何ができるのか?』ということを改めて考えてきたんですね。

 

考えて行き着く答えは、背景にストーリーのあるものを、適正なしっかりとした価格で販売していきたい、という思い。これは以前からずっとありました。テレビショッピングを通じて、例えば日本のローカルで埋もれているようなものに光を当てて、さらに震災以降は、東北の地域復興を含めてそのあたりをサポートできたらという思いがあったんです」

 

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Q.その地域特産品を、国内にとどまらず海外に向けても販売促進活動を一元的なサポートを行うということですが、海外展開を念頭に置く背景は?

「トライステージでは3年前からASEANを中心に6ヵ国で海外ビジネス展開を行ってきたのですが、その中でやはり日本のブランド力は非常に高いということを実感してきました。それでも実際に販売しようとなると、輸出申請にすごく手間がかかったり、販売許可をとるのに非常に時間がかかったりと、面倒な工程が多くなかなか商品を販売するのが難しい、ということも同時に感じてきたんです。

 

ならば、ひとつの組織が旗を振って、護送船団方式というか、まとめて手続きを行うことでスケールメリットを得られるようにしよう、と。ある程度の小さな船でもきちんと船団を組めば、最小のコストで海外での販売につなげることができるはずだと考え始めたんですね。

 

これらの2つの背景が重なり、日本のローカルで埋もれている良いものを掘り起こしていくとともに、海外での販路を開拓していくことによって、日本のローカルの復興にもつながれば…。そのような思いがあったので、JASPOの設立に際し、私も代表理事として参画させていただくことになりました」

 

 

存在感高まるアジア―GDP比率は世界全体の約4割に

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Q.海外への輸出の中でも、ASEANを始めとするアジア各国から進出していく背景は?

「2017年までに、アジアのGDPは世界の中で24%、つまり世界の約4割ほどになると予想されています。これは日本を除き、中国を含めた数字ですね。また、2015年にはASEAN共同体の発足や共通通貨の導入も検討されています。域内関税が原則ゼロになれば、輸送コストも安くなると考えられています。

 

そのような世界的な情勢に加えて、通販業界全体としてもASEANにおける伸張率が非常に高く、すでに多くの日本企業がASEAN諸国を中心に進出を果たしています。このような複数の面から、アジア全体の秘めている可能性が非常に強くなってきている状況ですね」

 

 

【事例】青森の高校生が育てたお米とりんごを首都圏で販売

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Q.すでに進行中のプロジェクトはありますか?

青森県の五所川原農林高校の高校生が育てたお米とりんごを、東京MXテレビのテレビショッピング番組にて関東の視聴者に販売したという事例があります。

 

実際に五所川原市にて撮影を行い、また都内のスタジオには五所川原高校の生徒や先生が上京して商品のPRを行いました。高校生の皆さんも、テレビで自分たちが愛情をかけて作ったお米の良さを一生懸命伝えて、消費者に届けるということを体験して、すごく喜んでくださって。

 

“生産者と消費者を通販でつなぐ”ことをやりたい、という思いはずっとあったのですが、今回の事例でその糸口が見えました。JASPOを基盤に、このような形を他の地方自治体の皆さんやトライステージのお客様とともにもっと盛り上げていくことができるのではないかと考えています。

 

地方ではなかなか出口(売場)がない方々に対して、通販という売場をきちんとつくること、それを日本国内の大都市圏で販売し、さらに海外へ持っていき、最小のコストで販売のテストマーケティングを行って、販売につなげること。これを一貫してサポートできるのがJASPOの魅力のひとつだと思います」

 

 

2015年1月21日、第1回JASPOセミナー開催予定

 

以上、今回はJASPO代表理事を務めます、当社の取締役執行役員・鈴木雄太郎に話を聞きましたが、いかがでしたでしょうか?

 

なお12月17日のJASPOの設立に伴い、さっそく2015年1月21日(水)には第1回の公開セミナーを実施予定とのことです。

 

セミナーの詳細やお申込方法は、改めてTRIMARKET内でもお知らせ予定ですので、どうぞお見逃しなくご覧ください。

 

 

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