こんにちは、トライステージの樋口です。

 

さて、ダイレクトマーケティングを語る上で欠かせない、ダイレクトメール(DM)。以前の記事「Web時代に再び見直される、郵送DMの価値とは」でも、郵送DMの価値が再び見直されている…という話題をお届けしてきました。

 

そんなダイレクトメールを活用するために避けて通れないのが、コストの問題ですよね。

 

ということで今回は、当社のグループ会社であり、ダイレクトメール広告の受託業務、封入発送代行業務等を行っているメールカスタマーセンター株式会社・第一営業部の桜井穣児氏に、お話を伺ってきました!

 

 

2つのコスト削減―『発送コスト』と『到着コスト』

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Q.ダイレクトメールの発送代行が中心とのことですが、お客様からのご相談ではどのような内容が多いのでしょうか?

「新しくDMを始めたいというよりは、すでにDMは取り組んでいらっしゃる中で、コストをより削減したい、というご相談が多いですね。

 

お客様のご状況に応じて、当社のサービスから発送機能だけをご利用いただくケースもありますし、その前段階から入らせていただいて『到着コスト』を見直すケースもあります。または宅急便を扱う場合は、倉庫自体を変更して全体のコストを削減するという形など、トータルでご提案しています」

 

Q.『到着コスト』とは…?

「DMのコスト削減というと、『発送コスト』のみをイメージされる方も多いですが、実は『到着コスト』という視点も非常に大切です。

 

DMで送って、宛先不明などの理由で不着となってしまうと、その郵便料金は返ってこないですよね。都市部での転居率は15%近くですので、1年経過後には15%以上のデータが不着物候補となりえます。

 

このような背景から当社では、『発送コスト』と『到着コスト』という2つの観点からコスト削減をご提案しています」

 

 

発送・到着コスト、具体的な削減の方法は?

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 Q.『発送コスト』の削減はどのように行うのでしょうか?

「そうですね。まず、DMなどの軽量物は日本郵便社の『ゆうメール』や、ヤマト運輸社の『クロネコメール便』の発送がメインとなります。当社ではこちらの2社と直接契約を行い、各クライアントの発送物の発送代行会社として差出人となることで大口割引の適用を受け、これを各クライアントへ還元することで『発送コスト』の削減を行っています」

 

Q.では『到着コスト』の削減はどのように行うのでしょう…?

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「こちらは『電話使用状況調査システム』を利用します。クライアントの発送リストから、まず電話番号の情報だけをお預かりしてこちらのシステムにかけると、現状使われているのか、または転居しているかというのを確認できるんですね。

 

システムはNTT社の交換機からのデジタル情報をキャッチするものなので、相手先の電話のベルが鳴ることもありません。ここで不着候補データを抽出し、事前に送付先データから取り除くすることで無駄な配送費をカットすることができます。

 

この部分だけを専門でやられている企業もありますが、当社のような発送代行という立ち位置は、本来ならば通数を送りたい…という立場ですので、一括でやっているところはめずらしいと思います。それでも、トータルでコスト削減できた方がお客様のメリットになるということで、行っているんですね」

 

 

3ヵ月に1度の定期メンテナンスや、休眠リスト掘り起こしなどに活用

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Q.実際、クライアントのご利用状況というのはいかがでしょうか?

 

「件数の多いお客様に関しては、かなりご利用いただいていますね。交換機に入っている情報が3ヵ月に1度メンテナンスされているので、それに合わせて3ヵ月に1度発送先リストをメンテナンスし、常に到着コストを最小限に押さえているお客様もいらっしゃいます。

 

あとは、休眠させていた発送リストに再びアプローチをし直そうという場合に、200万件くらいのリストを一度システムにかけて状況を確認してから発送する、という形で利用されるケースもありました。

 

また、郵便の場合だと届け出を出していれば転居後も1年間は転居先に転送されるという特性もありますので、システムにかけた結果で転居が明らかとなった場合、ヤマト運輸社のメール便で発送する予定だったものの中から、その方だけ郵送で出しましょう、という形できめ細かに活用されているお客様もいらっしゃいますね」

 

 

…以上、今回はメールカスタマーセンター株式会社の桜井氏にお話を伺いましたが、いかがでしたでしょうか。

 

発送コストに比べると見落としがちな到着コスト、見直すことでより効率的なDM配信を行うことができるかもしれません。DMに関わるトータルのコスト削減についてより詳しい情報をご希望の方は、ぜひこちらからお問い合わせください。

 

引き続き『TRIMARKET』では、皆さまのダイレクトマーケティングのヒントとなるような国内・国外のコンテンツをお届けして参りたいと思います。次回の更新もお楽しみに。

 

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