こんにちは。トライマーケット編集部の樋口です。

 

テレビやラジオを通じて商品の良さをお客様に伝える「インフォマーシャル」。商品のイメージや機能をどう表現するかは、当然商品の売れ行きを大きく左右します。

 

創業以来、トライステージが手がけるインフォマーシャルのほとんどの企画・構成をお任せしている岸本 浩正 氏は、インフォマーシャルの創成期から携わる、まさに「インフォマーシャル構成作家」。これまでに手がけた台本は約3000本を超え、その中には通販史上に残る大ヒット商品も含まれています。

 

そこでこのたび、トライマーケットの新コーナーとして、「日本一インフォマーシャルの台本を書いたインフォマ構成作家」の岸本氏のコラムをスタートすることとなりました。コラムでは、過去に放送されたインフォマーシャルを構成作家ならではの観点で見ていきます。

 

お客様の「買いたい心」を刺激するインフォマーシャルをつくり続ける構成作家の視点で見る「インフォマーシャルのあれこれ」。今回は、コラム連載に先立ち、岸本氏の自己紹介コラムをお届けします。

 

 「日本一インフォマーシャルの台本を書いたインフォマ構成作家」からのごあいさつ  (インフォマーシャル構成作家 岸本浩正)

 

ごあいさつ

 

趣味は仕事。そんな一笑に付されるようなことを僕はようやく、少しだけ自信を持って言えるようになってきた。仕事と言うからにはそこには報酬と責任が付いてくる。趣味と言うからには楽しみと自ら動く意欲があるはず。実際その二つを得ているのだから、「趣味は仕事」と、言ってもいいのだろう。

 

では何が「仕事」で、どうしてそれが「趣味」となっているのか、これから僕が書くこのコラムの先ずはその序章としてここから始めてみようと思う。

 

僕の職業は構成作家。確定申告の職種欄にもそう記載し、そして僕はこの稼業を25歳から始め、かれこれ27年にわたって続けています。一口に構成作家と言ってもそのジャンルは様々です。ドキュメンタリー、バラエティー、情報番組、トーク番組、ワイドショー……20~30代の頃、僕も広く浅く、いろんな番組に携わってきました。

 

そんな中、「テレビ通販」という仕事もこなしました。1990年代のことです。当時、通販番組の仕事というのは、テレビマンとして決して自慢になるものではありませんでした。しかし、30歳でフリーになった僕にとってそれはまさしく生活の糧。拒むことなくこなしていきました。

 

そして30代半ばごろ、とあるテレビ局にドップリ浸かり、そこで目まいがする
ほどの通販番組の台本を書いていました。確か10年程。テレビの構成作家って、若い人の台頭で次々と淘汰されていきます。息長く第一線で活躍できるのはほんの一握り。そんな中、52歳になった僕が今も堂々と「構成作家」と名乗れるのは、「テレビ通販専門の構成作家」となっていたからです。

 

2000年初頭、まだ「インフォマーシャル」という言葉はなかったと思います。(いや、僕が知らなかっただけかもしれない)。そんなインフォマーシャルと僕が密接に繋がりを持ち始めるのは、トライステージ設立の2年程前。現在取締役となっている鈴木雄太郎さんに出会ったことがきっかけでした。

 

テレビ通販の構成台本から始まり、インフォマの構成台本。いつの間にか、本当にいつの間にか、27年程のキャリアの中で僕は数多くの通販番組(インフォマーシャルを含む)の台本を書いてきました。その数はうーん、3,000本は超えていると思います。(エビデンス出せと言われても困りますが)。

 

いずれにしろ僕は、いつの間にか「テレビ通販専門の構成作家」となり、今では「トライステージ専属の構成作家」となっています。(現実、それしか仕事していないという意味で)。

 

そんな僕がひょんなことから、トライマーケットでコラムを書くことになりました。でも、このコラムをご覧になる方々の役立つ情報源として、果たして僕に何が書けるのだろうか?思い付いたのは大きく2つ。

 

1つは、構成作家として長年やってきた自分自身の中にあるノウハウや知見を(僭越ながら)みなさんに提供すること。
そしてもう1つは、ダイレクトマーケティングを専業とし、その領域で常に新たな試みを行ってきたトライステージをまさに一つの“舞台”に見立て、その「座付作家」として僕だから知り得るトライステージの挑戦の裏側を紹介すること。後者はなかなか検閲が厳しいと思われるが、この2つをメインテーマに書いていければと思うのです。

 

起承転結。話を冒頭に戻します。
僕は構成作家としてトライステージの営業担当の殆どの人たちと接触しています。入社して知り合い、既に30歳を超え、会社を牽引するまでになった人もいます。構成作家としてさまざまな作品を生み出せる環境も然ることながら、僕は単純に、そんな彼らと接するのがとても楽しい。

 

確かに締め切りはツラい。失敗した時はもっとツラい。でも、彼らと新たな試みに挑戦し続けることは僕のモチベーションとなる。そう、僕が「趣味は仕事」と言えるのは、この環境下だからかもしれないと、これを書きながら改めて思う。

 

少し余談も入りましたが、そんな僕の中に溜まりに溜まったインフォマーシャルに関する情報を整理して吐き出す。「インフォマーシャルリテラシー」が出来れば、お役に立てるのではと思うのです。あくまでも構成作家の視点で。
また一つ楽しみが増えました。ツラそうだけど。

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