こんにちは、トライステージの樋口です。

 

さて先日当社ホームページでもお知らせがありましたが、この9月1日より当社の関西支店が開設されました。なぜ今、関西へ根ざしてゆくのか。その背景にある、西日本への思いとは――?

 

今回は、当社 執行役員 関西支店長を務める倉田育尚を訪ね、関西支店設立の背景や現地の通販マーケット事情、今後の展望などについて話を聞いてきました。

 

 

大阪に拠点を置き、関西に根ざしたサポートを行っていきたい

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Q.関西支店の設立背景は……?

まず一番の理由は、西日本のお客様への対応力を強化していくということですね。これまで当社では、全国のお客様を東京本社で対応させていただいてきた中で、やはりどうしても中四国を含む西日本のお客様へのアクセスが難しいという面がありました。大阪に拠点をつくることで、西日本のお客様をより近い距離でサポートさせていただきたいと考えています。

 

そしてもう1つの理由は、仕入れの強化という点です。関西にも放送局各社の各ローカル局や、主要局の関西支社などがありますので、我々もトライステージの関西支店としての新たな仕入れルートをつくっていこう、と。

 

今、ダイレクトマーケティングの各企業は非常に活気づいていらっしゃって、枠の需要も高いです。私たちもこれにしっかりとお応えできるよう、関西でもバイイングを強化していきたいと思っています。

 

 

通販マーケットに見る、東と西の違いとは?

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Q.開設から数週間が経過した現在、現地での反応はいかがでしょう?

おかげさまで、支店開設のリリースを出させていただいてから、四国、岡山、広島、鳥取、兵庫など広いエリアからお問い合わせもいただいています。

 

Q.西と東におけるお客様の違いで感じることは?

傾向でいうと、まず東京のクライアントは大企業が多く、これまで店販をやられていて、新たにダイレクトマーケティングに踏み出されるというケースが多いです。対して関西・中四国では、オーナーとして会社を立ちあげられて、1代目、2代目というお客様が多いです。店販はやらず、通販一本で事業を成長させる、というケースも多いように感じますね。

 

Q.店販は行わずに通販、というと、異業種からの立ち上げなども多いのでしょうか?

一概には言えませんが、例えばある植物の栽培で成功された方が、今度はその植物由来の化粧品や雑貨を開発していくなど、もともと一般消費財ではないものから派生して通販に……というケースは多々あります。

 

そして、そういったオーナーさんは、やはり「地元還元もしたい」という思いをお持ちなので、地元の人々でコールセンターをつくるなど、地元とともに事業を発展させることに喜びを感じられることも多いんです。そうなると、やはり我々も、直接現地へ伺える環境が必要ですよね。大阪に拠点ができることで、今後はより、寄り添う形でのサポートが行っていけるようになるはずです。

 

 

伸びしろの期待できる、関西・中四国の通販市場

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Q.関西・中四国の通販市場について、実感として感じることは?

西日本とひとまとまりではなく、関西・中四国で限定すると、意外とまだ根付いていないところがあるなと感じます。東京や九州のように先行事例を横で見ながら学んでいく、という横のつながりはまだ薄いので、我々の役割も重要だと思います。

 

ただ、先ほどの話のように店販は行わずに、初めから通販、というケースも増えています。その影響もあって、ひと昔前のように「まずは東京」という考え方は薄れ、「関西・中四国からアジアへ、海外へ」を意識されているお客様も多くなってきているのではないでしょうか。

 

ダイレクトマーケティングにはこれから力を入れていきたい、というお客様が多く、実際、いい商品もたくさんあるので、当社の知見を活かしてサポートさせていただけたら嬉しいですね。

 

 

必ずしも“関西風クリエイティブ”が有効とは限らない?

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Q.CMなどでは“西ならではのクリエイティブがある”というイメージもありますが……。これから「売れる」クリエイティブとは?

広告では昔から、お笑い要素を盛り込んだ関西ならではのクリエイティブというのはありますが、それが全国でもしっかりウケるかというと、そうとは限らないですよね。

 

それこそ、店舗を拠点にした地元向けの販売であればローカライズが非常に重要といえるかもしれません。ただ、店販ではなく通販、という販売方法を考えると、むしろ“全国で売れる”ことを意識していくことが大切ではないでしょうか。そしてそこに、全国での通販で膨大な事例を持つ当社がサポートさせていただく価値もあると感じています。

 

ただ一方で、例えば街としてのポテンシャルがある「京都」などにフォーカスし、街の魅力や歴史にフォーカスを当てて展開していく、という関西色の出し方はひとつ面白いなと思います。通販で全国展開を考えたときに効果的な“関西風”は、地元ウケするものとは少し違ったアプローチが必要かもしれません。

 

 

関西・中四国の、情報の流通拠点を担う存在へ

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Q.関西支店の今後の展望、思いをぜひ聞かせてください。

まずは、周りに事例があまりなく苦労されている関西のお客様のお役に立てる、パートナーのような存在を目指したいですね。放送枠の購入から番組制作、コールセンターのコンサルティングまでワンストップで担うという当社の特徴を活かすのはもちろんですが、例えば情報拠点としても活用いただける存在になりたい、と。

 

例えば、最近話題の機能性表示食品の申請にしても、官公庁が東京に集まっていると、関西ではなかなか情報が取りづらいという状況があります。そういった場面で、当社を通して、東京での他社の展開事例や、中央官庁の考え方などをキャッチアップしてお届けするという役割も担えたらと思います。

 

東京や九州では、通販に関してもメーカー同士の“横のつながり”による情報交換などが活発ですが、関西ではまだそれもあまりないと感じます。特に中四国や山陰では、企業も点在していて、異業種からの派生というケースも多い。結構、孤独に悩まれているオーナーや会社も多いと思うんですね。なので、ゆくゆくは西の情報の流通拠点としてもお役に立てたらと考えています。

 

そして、まずは東京本社で蓄積してきた実績をもとに支援させていただきつつも、将来的には、関西支店として、関西で仕入れたメディアで、関西のお客様のために活用し、お客様と成長していきたい。当社社長の言葉を借りれば「メディアの地産地消」が実現できるように、地域に根ざして活動していきたいです。

 

 

以上、今回は当社 執行役員 関西支店長の倉田に話を聞きました。

 

これから盛り上がってくる西日本の通販市場、今後の展開も楽しみです。

 

西日本での事例についても、今後また少しずつ、ご紹介していきたいと思います。

 

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