こんにちは。トライマーケット編集部の樋口です。

 

テレビ、Web、新聞、雑誌…。インターネットの普及、さらに近年はタブレットやスマートフォンの普及によって刻々と変化するメディア環境に、広告出稿の予算配分にお悩みのマーケティングご担当者も多いのではないでしょうか?

 

実際そのようなお悩みの声を度々いただいていたトライステージでは、今年の3月に新サービスをリリースしました。その名も「マーケティング予算配分最適化サービス」。あえてのダイレクトなネーミングです。

今回は、企業のマーケティング担当者の方なら一読いただいて損はない、当社新サービスの開発ストーリーからサービス内容までを、当社・商品企画部の責任者でもある、取締役執行役員の前田充章に聞いてきました!本記事は後編となります。(前編はこちら

 

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 Web申込の8割〜2割が、実はテレビから?!

 

Q.すでに4社7商材での「マーケティング予算配分最適化サービス」の分析を実施したとのことですが…?

 

そうですね。このグラフがその結果の一部です。Webでの申込数を100%として、たとえば健康食品Aという商材は、Webからの申込数のうち48%、つまり約半分がテレビから流入している、という分析結果になっています。

 

これまで実施した7商材の中でも、やはり商材ごとにばらつきがありますが、高ければ実に80%、低くても20%はテレビからの流入だという分析結果が出ています。

 

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Q.どのような分析手法を用いるのですか。

重回帰分析という手法を使い、お客様から2年間分の出稿データと申込データをいただいて、テレビなどのオフラインメディアと、Web申込との相関を週次で見ていきます。たとえばテレビの地上波で出稿量が増加したときに、Webの受注が少し増えた、などそういう部分ですね。

 

そうして各オフラインメディアのWeb申込への貢献度を数値化して、最適な予算配分をご提案します。その後、実際に予算配分最適化後のWeb申込データを測定する「Web受注測定サービス」と「継続分析サービス」で効果を分析し、その時点での最適な予算配分提案する、という流れです。

 

 

分析結果に基づき、すでに予算配分を変更した事例も。

 

Q,実際に分析を実施されたお客様の反応は?

現時点では4社中、2社が、分析結果に基づいて、広告予算の配分を変更しようという話が進んでいます。

 

これはあくまでデータに基づいた分析結果なので、実際はやってみないとわからないところもあります。いきなり大幅に変更するにはリスクもあるので、そのリスクについてもご説明したうえで、1社はすでに予算を変更されました。もう1社は、予算配分を変更したいというご意向はお持ちなのですが、まずは検証したいということで、まずはWeb受注のトラッキングを行おうという話になっていますね。

 

 

“なんとなく”を「数値化」する価値

 

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Q.初回分析ですぐに予算配分変更にいたるというのはスピードがありますね。

そうかもしれませんね。開発の背景のところでもお話しましたが、そういうお客さんはもうすでに、既存のスイムレーンの中での効率化(媒体別での部分最適化)を、もう何年も突き詰めてやってきていらっしゃるんです。

 

そして、テレビからWebへ流れているというのは“正しいだろう”と皆なんとなくは思っているんです。思っているけれど、根拠となる数値がなかったので、投資比率を変えられなかった。

 

今回クライアントの方々とお話していてすごく感じたのは、皆さん「なんとなくはそう思っていた」けれどぼんやりしていた、その部分を「数値化」することの価値です。数値化することでひとつの基準ができる。すると、リスクがあるというのもご理解いただいたうえで、じゃあトライアルしてみよう、じゃあもっと詳しく調べてみよう、という前進につながるんですね。

 

部分最適から全体最適へ。真剣にマーケティングに取り組まれているお客様の次なる1手の背中を押せるサービスになるはずだと感じています。

 

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