こんにちは。インドネシア担当の西岡です。

 

今年も残すところあとわずかとなり、あっという間に2017年の幕開けを迎えますね。

 

トライステージがインドネシア企業のMERDIS社(PT.MERDIS INTERNATIONAL)をグループに迎えて早7か月。テレビ通販向け商品供給のトップベンダーである同社を、このたび 子会社化いたしました。しっかりと地盤を固める取り組みができた2016年。来年はインドネシアの地で、さらに大きな成果を残す年にしてまいります。

 

さて今回は、インドネシアのクリスマスシーズンについてお届けします。ムスリムの国でありながら、意外な様相を見せる時期です。

 

 ムスリムの国のクリスマスは、実は消費シーズン?

 
店舗ディスプレイ1▲クリスマス用品が並ぶショッピングモール

 

インドネシアというと一年中暑く、南国のイメージがあるかもしれません。四季があり寒い季節にクリスマスを過ごす日本人にとっては多少違和感がありますが、この時期が雨期にあたるインドネシアは気温が25度程度となり、乾季に比べれば多少涼しいクリスマスとなります。もちろん、雪は降りませんが、少しでも季節感を(?)ということか、室内スケート場が臨時的に設置されたりします。

 
室内スケート場▲ショッピングモール内に設置されたスケートリンク

 

先のインドネシアレポートでもお伝えしましたが、インドネシアは実に国民の9割がイスラム教徒。しかし、首都ジャカルタは町中がクリスマスムードに包まれます。シアトルコーヒーの代表格であるスターバックスは、アメリカや日本の店舗と同様、店員の服装や店内のディスプレイもクリスマス仕様になります。外資系のみならず、町中のショップがクリスマスディスプレイで彩られ、各店舗とも早くからプロモーションを始めます。

 

というのも、インドネシアの小売はクリスマスや独立記念日、レバラン(イスラム教における断食月明けの大型休暇)などのイベントとの親和性が高く、中でもクリスマスはレバランと並ぶショッピングシーズンなのです。国内全体で消費が盛んになる時期なので、町のショップと並んでテレビ通販などでもディスカウントを中心としたプロモーションが実施されます。

 

店舗ディスプレイ2▲飲食店にはクリスマス限定メニューを出す店も

 

店舗ディスプレイ4▲店内に広く取られたクリスマス用品売り場。クリスマスならではのイベントも開催される

 

 お祭り好きな国民性。敬虔なイスラム圏である一面も

 
店舗ディスプレイ3▲クリスマス一色になる華やかなショップの数々

 

全体的にはお祭りムードになるインドネシアのクリスマスですが、信仰深いイスラム圏である一面が見えることも。インドネシアの宗教省直轄のイスラム団体統括組織である「イスラム学者会議(MUI)」は先日、ムスリムがクリスマスの装飾などを使用することを禁じる「ファトワ」=宗教見解を発令したと、地元メディアが報じました。これは一般国民に向けてというよりも、企業や店舗がムスリムに使用させることを禁止するとして呼びかけたものですが、強硬派のイスラム団体が独自に違反行為を取り締まる動きがクローズアップされるなど、イスラム教の影響が色濃い国であることを意識する出来事もあります。

 

年末年始にかけては、日本のように長期的な休暇はありません。日本でいう元旦にあたる1月1日のみ祝日扱いとなり、公共機関などをはじめお休みとなります(2017年は1月1日が日曜日になるため、2日が振替休日となっています)。クリスマスのように華やかなお祭りムードという感じにはなりませんが、新年を迎えるカウントダウンの際には、町中で花火が上がります。

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日本とは違うクリスマス~年末年始の様子はいかがだったでしょう?
イスラム教色が見え隠れする場面もありますが、元来のお祭り好きな国民性も手伝って、とても賑やかなシーズンとなります。

 

クリスマスと絡めたキャンペーンをうつのも有効です。たとえば大手ショッピングチャンネルでは、11月後半からクリスマスに向けたセールを展開しています。

 

消費が活性化するシーズンにおけるプロモーションなども、ぜひご相談ください。

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