こんにちは、インドネシア担当の増田です。

 

さて当社では12月11日付けで発表の通り、日本企業初の、インドネシアにおけるテレビ通販支援事業を開始いたしました。(※詳細はニュースリリースをご覧ください)

 

なぜ今、インドネシア市場なのか。そして、インドネシアの通販支援事業を成功へと導くための、強力な現地パートナーとは……?

 

今回は、このニュースの背景となる市場環境やメディア事情についてお話したいと思います。

 

 

世界第4位の人口、急成長を続けるインドネシア市場

インドネシア 人口推移グラフ

総務省統計局「世界の統計2015」によると、世界第4位となる2億5,280万人の人口を有し、実質GDP成長率5.8%(2014年)と急成長を遂げているインドネシア。

 

中でも首都ジャカルタにおける人口は約3,000万人と、世界第2位の都市圏人口を誇ります。加えて、1人当たりのGDPは1万ドルを超え、2014年のGDP成長率は5.9%(※インドネシア中央統計庁調べ)となるなど、数値で見ても、今後最も有望な消費市場のひとつだと見込まれています。

 

また以前の記事「2025年には約1.8億人が都市部に居住の予測。インドネシアへの『テレビ通販』進出は今がねらい目?」でもご紹介した通り、都市圏人口は今後さらに増加の見通し。2025年にはインドネシアの人口の約65%(1.8億人)が都市部に居住することになると予測されています。

 

さらに同記事でも引用したJETROジャカルタ事務所のオンラインレポート「市場・投資先としてのインドネシア共和国」によると、インドネシアにおける中間所得層(年間可処分所得が5,000〜35,000USドル)は2009年時点で全人口の34.5%にあたる8千万人だったのに対し、2020年には国民の7割以上、約1億9千万人にのぼると考えられています。

 

上記のようにさまざま要素から、近年インドネシア市場にますます注目が高まっているといえるでしょう。

 

 

ホームショッピング市場も、2013年以降に急激成長

インドネシアのホームショッピング市場グラフ

 

インドネシアにおけるホームショッピング市場の推移をあらわす上記グラフを見てみると、2013年以降、急激に成長していることがわかります。

 

これには、2012年に韓国Pantos Logisticsがインドネシアの全国配送システムの構築を完了した、という背景があります。このようにインドネシアのテレビ通販市場は有望ととらえられ、近年韓国からの進出が進んでいるのです。

 

グラフで示されている通り、2015年以降は年率10%超えのペースで着実に成長すると予測されています。

 

 

インドネシア最大規模のテレビ局と提携するMERDIS社

インドネシアのメディア環境

このような市場環境を受け、当社では、インドネシアのテレビショッピングチャンネル向けディストリビューターである、PT MERDIS INTERNATIONAL(以下、MERDIS社)への資本参加を行い、インドネシアにおけるテレビ通販支援事業の拠点を築きます。

 

2007年に設立されたMERDIS社は、インドネシアにおけるテレビ通販の黎明期からテレビショッピングチャンネル向けの卸売事業を展開。インドネシアのテレビ通販市場における豊富な実績・ノウハウを蓄積しながら、インドネシアで事業基盤を確立してきました。

 

またMERDIS社は、インドネシア最大規模のテレビ局、SCTVの親会社であるEmtekグループ(同国のメディア業界第2位)を取引先としています

 

240の都市で放送するSCTVは、インドネシアで視聴者シェアのトップを占めています。特に、今後人口がさらに増加するジャカルタにおいて強力な販売チャネルを持っていることは大きな強みとなるでしょう。

 

トライステージ MERDIS社 調印式

 

こちらの写真は12月16日に行われた調印式の様子です。MERDIS社CEOのKIM KYUNG HYUN氏当社取締役社長執行役員の妹尾が、今後お互いの独自性を尊重しながら協力関係を構築し、相乗効果を高めることで、インドネシア市場でテレビ通販事業を拡大し、両社の企業価値を向上させていく展望を語り合いました(くわしくはこちらのニュースリリースにて)。

 

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以上、今回はインドネシアにおけるテレビ通販支援事業の背景についてお届けしました。

 

当社ではこれまでタイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、台湾で日本企業の通販支援事業を行ってきており、インドネシアで6ヵ国目の海外進出となります。注目を集め続けるアジア市場、今後も目が離せません……!

 

TRIMARKETでも引き続き、現地で仕入れたリアルな情報などをお届けしていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに。

 

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