こんにちは。トライマーケット編集部の奈良岡です。

 

10月29日(木)、幕張メッセにて開催された通販ソリューション展内の特別講演[2]にて、当社の取締役執行役員、鈴木雄太郎が登壇いたしました。

 

特別講演[2]の大きなテーマは、中国・ASEAN・台湾×通販。おかげさまで会場は写真のとおりの満員御礼となりました!

 

通販ソリューション展セミナー会場写真

 

また、セミナー後には聴講者の方々からも「よい勉強になった」「得る情報が多かった」などのコメントをいただくことができ、一同大変嬉しくありがたく感じております。

 

今回はその鈴木のプレゼンテーションから、ほんの一部をご紹介したいと思います!

 

 

魅力ある市場だが、まだ進出している企業は意外と少ないASEAN

ダイレクトマーケティング企業の実態

 

今回、鈴木が講演させていただいたテーマは、「ASEAN市場の実態と通販展開について~2015年末6億人の経済共同体が発足する市場とは~」。2012年のベトナム進出を機に、タイ、マレーシアなど今では東アジア6カ国で通販事業を展開している当社に蓄積してきたノウハウから、ASEAN市場を解説しました。

 

冒頭では、ダイレクトマーケティング企業の海外進出の実態を一覧にした表をご紹介(上表)。「中国、韓国、台湾などの東アジア諸国と比べると、各通販会社の皆さまはほとんどASEANには進出されていない状況」と現状を語り、「魅力があると言われていても進出するのが難しいというイメージだからこそ、そこに大きなチャンスがある」と続けます。

 

 

2015年末、経済共同体発足で加速する成長スピード

ASEAN04

 

北はミャンマーから南はインドネシアまで、全10カ国で形成されるASEAN。2015年の末にはASEAN経済共同体が発足する予定になっており、これによりさらにASEANの存在感が拡大していくと考えられています。

 

「今のEUのような位置づけが、東南アジアで発足し、存在感を増していくだろうと言われています」と、鈴木のコメント。ヒト・モノ・カネの域内自由化を経て、各国の「単一市場」ではなく、「ASEAN全体」をマーケットとして捉えた動きが加速していくと考えられているのです。

 

 

答えられますか? ASEANの4つの魅力

ASEAN名目GDP成長予測のグラフ

 

その後は、実際にASEANにはどんな魅力があるのか?ということで「マーケットの伸び率」「女性の社会進出」「スマホの普及」「親日である」という4つの事実をピックアップし、それぞれについて数値データを引用しながら解説。

 

例えば「マーケットの伸び率」については、ASEAN全体の人口とGDP成長率を引用。現在でも約6億3千万人と日本の約5倍ほどのASEAN全体人口は、2050年には7.8億人と順調に増加していくと語ります。また人口だけでなく、2014年〜2019年の年平均GDP成長率は、日本が2.9%なのに対し、ASEANでは7.2%と、GDPも格段に成長が見込まれているといいます。

 

また、親日に関してはアジアにおける親日度ランキングのデータを紹介。日本の商品・サービスは好きかという設問に対し、ベトナム、シンガポール、フィリピン、タイなどで90%以上が好きという回答が発表されていることからも、「ビジネスを展開する上でも非常に好印象を持ってもらっているのがASEAN」と考察します。

 

 

魅力的だが進出が進まない、3つの理由とその打開策は?

ASEAN05

 

これだけ人気で、魅力的な報道が多いにも関わらず、マーケットとして、通販企業として進出している企業がまだまだ少ないASEAN。中盤では当社が相談をいただくことも多いテーマ「通販市場として成り立つのか」「ASEANといってもどの国から検討すべきか」「申請のプロセスについて」を中心に、それぞれの実情とその打開策について考察しました。

 

さらにここで、ASEAN各国の特徴を1国ずつ説明。マクロ情報から、現地のメディア最新事情の詳細の比較を行い、来場者の方々に「自社の商品にとってはどの国がふさわしいか」を考えていただけるヒントをお話させていただきました。

 

進出のステップで、一番大きな壁は?

ASEAN06

 

後半は具体的な進出ステップを紹介。以前の記事「いざ海外進出! ASEANで販売する8つのステップ、初めの3歩」でもその一部をご紹介していますが、「現地販売会社の手配」や「FDA申請」などの初期ステップから「代金回収」「顧客管理」にわたる各ステップについて説明しました。

 

最後に、当社で手がけている現地の通販進出事例の中から、マレーシアと、ベトナムにおける2つの事例を紹介。MR2.51やMR2.90を弾き出したプロモーションについて、リアルな情報をシェアしました。

 

 

今後ますます厳しくなる申請。早めの進出が成長市場をつかむカギ

ASEAN進出セミナー会場写真

 

以上をふまえたまとめとして、「ASEANは可能性のあるマーケットだが、プロセスがみえないと言われていて、特にFDA申請は難しいといわれている。ただし、申請は必ず通過しなければいけないプロセス。規制は今後ますます厳しくなってくると予想されるため、できるだけ早く着手することが望ましい」と締めくくりました。

 

―以上、セミナー会場よりお届けしました!

 

2015年末に予定されている経済共同体発足も含め、今後より市場として成長が見込まれているASEAN。その魅力、その一部をお届けできましたでしょうか?

 

このサイト上ではご紹介できない情報、事例の詳細等に興味をお持ちいただけましたら、今後のセミナーへ起こしいただくか、またはこちらのお問い合わせフォームよりぜひご連絡ください。

 

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