こんにちは、べトナム担当の西です。

 

前回は「今さら聞けない? 日本企業が続々とASEAN進出をしていく理由」と題して、ASEANが注目を高め続けている背景をまとめました。

 

ASEAN地域への関心の高さからか、多くの皆さまから反響をいただきましたので、その注目の高さにお応えし、今回は一歩進んだ「実践編」を少しだけ。

 

「実際にASEANで販売を開始したいと思ったら、何から手をつけてどんな手順を踏めばいいの…?」、そんな声に答える、ASEANにおいて販売するためのステップ(通信販売編)の一部を、特別にご紹介したいと思います!

 

 

ステップ1:現地販売会社の手配

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“ASEANが注目されていることはわかった。じゃあ実際、どうやって販売を始めたらよいのだろう…?”というとき、まず必要なステップは「現地販売会社の手配」です。

 

海外で販売をするためには、現地での販売会社が必ず必要になります(越境を除く)。そのため商品を扱ってもらえる現地ディストリビューターを探す、もしくは現地に自社で法人を立てるなどして、販売するための会社を手配します。

 

ただし、いきなり自社で現地法人をつくるのはハードルが高く、リスクも大きいのが現状。さらに国によっては外資規制があり独資では法人設立ができず、合弁パートナーを探さなくてはいけないことも。

 

そのためほとんどの進出企業は現地の展示会などに出展し、現地の販売会社とのつながりをつくるところからスタートします。

 

 

ステップ2:FDA申請(輸入販売申請)

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販売会社が手配できたら、次は「輸入販売申請」の手続きです。

 

具体的には、定められた申請書類に記入し、各国の窓口となる政府機関に提出します。ただし、申請対象となる国や商品ジャンル、製品に含まれる成分によって取得の困難さや取得期間はかなり異なります。

 

例えばマレーシアはイスラム教国なので豚由来の原料は受け入れづらくなる、インドネシアは汚職が多く申請後の進捗が不透明で時間がかかる…等々。ひとくちにASEAN域内の申請といっても、宗教、文化、政治、経済とも実情はさまざま。

 

各国の分類、規制を把握して、自社の商材にふさわしい販売国を見極めることが非常に大切です。当社でも実例を通して各国の特徴を蓄積し、クライアントにとっての進出のしやすさなどを考慮したアドバイスを提供しています。

 

 

ステップ3:商品輸出入・通関・倉庫手配

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輸入販売申請が通ってライセンスが取得できたら、ひと安心…?!とは限らないのが、海外の常識。

 

「ライセンスがとれているのに、通関でとめられて…」ということが、海外においては大いにありえますので、油断は禁物です。ここは慎重に進めましょう。

 

まずは自社商品の特性やロット数を考慮し、船便で送るのか、AIRで送るのかを検討。輸送手段が決まったら、パッキングリスト(梱包明細)とインボイス(商業送り状)を英語で作成する必要があります。

 

日本からの輸出手続き、現地での通関手続き、現地での保管倉庫手配、倉庫までに配送手配のうえ、商品を納品。通関でとめられることもしばしばなので、トラブルの際にもスムーズな対応ができるよう経験者のサポートが望ましいといえます。

 

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さらに、上記3つのステップを乗り越えていざ販売、となる際も、実際にはプロモーション戦略や現地のメディア事情にマッチしたメディアバイイングなど、現地での販売を「成功させる」ためには大きくわけても合計で8つのステップがあり、その実情は各国で異なるという状況があります。

 

なかでも「代金の回収の手配」は日系企業の油断ポイント。代引き発送していざ代金を回収しようと思ったら、配達員がポケットにお金を入れたままいなくなる…(!)なんて日本では考えられないようなことも起こりうるのが海外です。

 

ちなみに当社では、上記にご紹介した3ステップはもちろん、その後に続くプロモーション戦略から実際のクリエイティブ制作、受注センターの手配や代金回収まで、ワンストップでサポートを行っています。

 

トライステージのワンストップソリューション

 

それぞれの販売ステップの詳細や、国ごとの違いなど、よりリアルな情報に興味をお持ちの方はぜひこちらからお問い合わせを。

 

すでにASEAN5ヵ国で日本企業の通販支援事業を展開してきた経験に基づき、ASEANでの「売れる」を成功させるために有効な情報をお届けいたします!

 

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